今回はやや医療寄りのお話です。
EYLには様々な方がご紹介され
いらっしゃいます。
中には手や足の痺れで困っている方も。
医療機関に行くと
レントゲンやMRIなどを撮り
ヘルニアですね。
と簡単に言われてしまいます。
多くの患者さんもそこで
「ヘルニアかぁ」となるわけです。
ヘルニアってそもそもどんな状態か
どれだけご存知でしょうか?
「ヘルニア」というのはそもそも
何かが「飛び出す」「突出する」「はみ出る」と
いう意味があります。
腰や首のヘルニアというのは
椎間板が本来おさまっている位置より
飛び出してしまって、神経を圧迫するために
痺れなどが起きる現象のことです。
他にも「腸ヘルニア」なんて言葉を聞いたことがある方も
いるかもしれません。
これも腸が本来の位置から飛び出してしまう
状態のことを指しています。
脱腸などとも言われますね。
脱腸であれば押し戻せばいいので
実際にそのような手術が行われます。
最後に再突出しないように穴を塞ぐような
処置をすることもあります。
椎間板の場合はどうでしょう?
椎間板の突出した場合に行われる手術は
突出した部分を切り取るというもの。
椎間板が減ってしまうのです。
炎症が起きて腫れるように
腫れた部分が突出するので減る部分は確かに少ないですが。
でも椎間板が減ってきて
狭窄症になるとか
背骨の骨折になるとか
よく聞きますよね?
これ矛盾している治療法なんです。
なのでまずは
ヘルニアを引っ込めることから始めるのがベスト。
自力でも多少であればなんとかなります。
それで神経に触っている部分を
減らすことができれば
きっとその症状は落ち着くはずです。
まずは手術をする前に
やれることをやってみましょう!
ちなみに、症状出てない人が
レントゲンやMRIを撮らないだけで
私は想像するに
ヘルニアがない人はほとんどいないんじゃ
ないでしょうか?
ただ証拠として見せやすいので
医師もヘルニアと判断することも多いとは
思いますが、、、
みなさんもどうか冷静な判断を!
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